ちょっとメイキング?


なんだか気分が乗らないので、本日2度目の更新です。
上の絵は、ぼくが絵を描く工程です。
まず、太めのブラシでアタリを取ります。
経験的にこうした方が線で下描きをするより、
立体感をより捉えられる気がするからです。
ぼくの場合は、下描きを面で描くのと線で描くのとでは、
結果が全然変わってきてしまいます。
西洋絵画と日本絵画の立体感の差もこの辺にあるのではないかと思ったりもします。
なんか偉そうですね…。勉強不足でその辺り、ホントのところは分かりません。
その後、軽く線で下描きをして雰囲気を見てから清書という感じです。
しかし、画塾や美大に通った経験も無いぼくごときが立体感とか描くのはおこがましいですね。


また、面で下描きをすると線でするよりかなり早く下描きが終わります。
単純に手を動かす回数が減るためだと思います。
早い話、棒人間を描いてるだけなので…。
モーションのチェックもこれでやってしまうと作業が迅速に進みます。


今回は、本編に登場しないただの落描きですので、
清書もphotoshopで雑にやってますが、
普段はSAIの鉛筆ブラシでやってます。
photoshopよりSAIの方が筆圧感知が劇的に優秀だと思うからです。
単純にぼくがphotoshopの筆圧感知の設定について無知だからかもしれませんが、
描いてみた実感として、photoshopは線画には全然使えないと思います。
もし、どなたかphotoshopで線画を描く筆圧感知のいい設定方法をご存知でしたら教えてください。


本当は線は鉛筆で描きたいのですが、
アタリを面で描けるというところはデジタルのいいところです。
この工程をアナログでやろうとすると、
筆か太めのマーカーで下描きをすることになると思います。
しかし、その場合、絵の具の乾く時間が長かったり、
描いた面を消すという事が困難という事態が発生します。
そんなこんなでやっぱりデジタルは便利だなぁと実感します。


あ、鉛筆の芯の腹で面を描けばいいのか…。


ちなみにアタリを描いてる時は頭の中で、以下のようなイメージをしながら描いています。